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VMware Player で動かす Ubuntu 9.04 の起動高速化と軽量化

やはり VMware Player をインストールしたパソコン(FMV L20C)のスペックが貧弱なために、VMware Player で動かしている Ubuntu 9.04 は起動に時間がかかる。この起動にかかる時間は Ubuntu 9.04 をインストールして、何の設定もせずに Bootchart をだけをインストールして計測したものだ。FMV L20C よりもスペックが貧弱な PC STATION G270RWB に通常のOSとしてインストールしたものよりも起動は遅い。やはり、仮想化してOSを動かすためには、それなりのスペックがあるパソコンで無ければならないようだ。しかし、自分の場合は FMV L20C で VMware Player を利用するしかない。FMV L20C のCPUはCeleron 2.00GHzで、1GBのメモリーがのせてある。VMware Player 上の Ubuntu 9.04 には、768MBのメモリーを割り当ててある。freeコマンドで調べると、メモリーのトータルが749MBになっている。19MBはビデオに使用しているのだろう。起動直後のメモリー使用量は、使用済が373MBで、空き領域は376MBだった。十分な空きがあるのに動作はかなり重い・・・。

■ VMware Player をインストールしたパソコン

 CPUCeleron 2.00GHz
 Memory1024MB(VRAMに36MB使用)
 OSWindowsXP SP3


■ 起動高速化前・軽量化前(Ubuntu インストール直後)

 メモリー使用量使用済 373MB 空き領域 376MB


そこで、VMware Player 上の Ubuntu 9.04 に起動高速化と軽量化を施すことにした。

起動高速化と軽量化の前にすること
アップデートする前に、[システム]→[システム管理]→[ソフトウェア・ソース]で、[ソフトウェア・ソース]を起動させる。「Ubuntu のソフトウェア」で、インターネットからダウンロードの「著作権もしくは法的な問題によって制限されたソフトウェア(multiverse)」にチェックを入れる。「サードパーティのソフトウェア」で、「http://archive.canonical.com/ubuntu jaunty partner」と「http://archive.canonical.com/ubuntu jaunty partner(ソースコード)」にチェックを入れる。「アップデート」で、「プレリリースされたアップデート(jaunty-proposed)」と「サポートされていないアップデート(jaunty-backports)」にチェックを入れる。「閉じる」ボタンを押して、[システム]→[システム管理]→[アップデート・マネージャ]で、アップデートを行う。

基本的に何でもアリアリの設定だ。自分は起動や動作にトラブルが生じても、再インストールするから関係ない。何回も再インストールしているから、あまり苦にならない…。

次には、Synaptic で「nautilus-gksu」をインストールする。
起動高速化や軽量化には関係ないが、これをインストールしておかないと各種設定ファイルの編集が面倒だ。「nautilus-gksu」をインストールすれば、管理者としてファイルやフォルダが開けて便利だ。

ディスプレイの設定
VMware Player を最大表示で使いたいので、[システム]→[設定]→[ディスプレイ]で[ディスプレイの設定]を開き、解像度を「1280x720(16:9)」に設定する。ホストOSの Windows の解像度は「1280x768」に設定されている。

外観の設定
[システム]→[設定]→[外観の設定]で、デスクトップの背景を単色にして壁紙を使わないようにする。視覚効果はインストールした状態のままで、「効果なし」にチェックが入っている。


1.不要なサービスを停止させる
[システム]→[システム管理]→[サービスの管理]で、[サービスの設定]を起動させる。以下のサービスのチェックを全て外す。

 ・ Bluetooth デバイスの管理(bluetooth)
 ・ アクションスケジューラ(anacron)
 ・ アクションスケジューラ(atd)
 ・ アクションスケジューラ(cron)
 ・ オーディオ設定の管理(alsa-utils)
 ・ クラッシュの自動報告のサポート(apport)
 ・ アクションスケジューラ(anacron)
 ・ リモート・バックアップ・サーバ(rsync)
 ・ 印刷サービス(cups)
 ・ アクションスケジューラ(anacron)
 ・ 電源の管理(acpid)
 ・ 電源の管理(apmd)


2.自動起動させたくないアプリを設定する
[システム]→[設定]→[自動起動するアプリ]で、[自動起動するアプリの設定]を起動させる。以下のプログラムのチェックを全て外す。

 ・ AT SPI レジストラのラッパー
 ・ Bluetooth Manager
 ・ Evolution Alarm Notifier
 ・ GNOME Login Sound
 ・ GNOME キーリングのデーモン
 ・ GNOME スプラッシュスクリーン
 ・ GNOME 設定デーモンのヘルパー
 ・ アップデート通知
 ・ ユーザ・フォルダの更新
 ・ リモート・ディスクトップ
 ・ 印刷キューのアプレット
 ・ 視覚支援
 ・ 新しいハードウェアのドライバを確認する
 ・ 電源の管理


とりあえず、ここまでの設定変更で再起動してみる。

■ 起動高速化・軽量化第一段階終了

 メモリー使用量使用済 253MB 空き領域 496MB


起動時間は数秒しか短縮されなかったが、メモリーの空き領域が120MBも増えたことで、動作は軽くなった気がする。微妙に軽くなっている程度だが…。


3.スワップ領域への書き込みを設定する
vm.swappiness の値を変更して、物理メモリー上に極力常駐させることで、スワップ領域への書き込みを押さえる。仮想化して使用するOSに対して、どれほどの効果があるか解らないが、とりあえすやってみる。
/etc/sysctl.conf を管理者で開いて編集する。vm.swappiness の値はデフォルトで「60」が指定されているので、これを「30」に変更してみる。「sysctl.conf」の最後の部分に vm.swappiness = 30 を追加して保存する。


4.ディスプレイの設定で色の深さをかえる
/etc/X11/xorg.conf を管理者で開いて編集する。Section "Screen" に 「DefaultDepth 8」を一行追加する。

Section "Screen"
Identifier "Default Screen"
Monitor "Configured Monitor"
Device "Configured Video Device"
DefaultDepth 8
EndSection


ここまでの設定変更で再起動してみる。

■ 起動高速化・軽量化第二段階終了

 メモリー使用量使用済 261MB 空き領域 488MB


起動時間がちょっとだけ短縮されたが、メモリーの空き領域が減ってしまった。これは、freeコマンドを端末で実行する前に、[ディスプレイの設定]を開いていたので、空きメモリーが第一段階終了時より減ったのだと思う。

「DefaultDepth 8」の設定では、さすがに画面の表示が汚い。ここは「DefaultDepth 16」に設定を再変更する。しかし、ホストOSである WindowsXP の画面の色は「最高(32ビット)」で表示されているのに、VMware Player 上の Ubuntu 9.04 は「8ビット」でちゃんと表示されている(設定が反映されている)のは面白い。仮想化の仕組みをまるっきり理解していない自分は、「仮想化技術って、すげぇなー」と関心してしまった。

/etc/X11/xorg.conf を管理者で開いて編集する。Section "Screen" に 「DefaultDepth 16」に変更する。

Section "Screen"
Identifier "Default Screen"
Monitor "Configured Monitor"
Device "Configured Video Device"
DefaultDepth 16
EndSection


5.自動起動させたくないサービスを細かく設定する
「sysvconfig」をインストールして、更に細かく自動起動させたくないサービスを設定してもよいのだが、Ubuntu 自体が起動しなくなると面倒なので止めておく。自分の性格上、よく解らないものでも、あまり調べもせずに自動起動させなくしてしまう。その結果、再インストールする羽目になる。

「sysvconfig」での設定は止めにしたが、他のソフトで細かく設定することにした。インストールするのは「BootUp-Manager」というアプリケーションだ。[アプリケーション]→[追加と削除...]で、[アプリケーションの追加と削除]を開く。表示を「全ての利用可能なアプリケーション」に変更して、「BootUp-Manager」を検索する。アプリケーションが表示されたらチェックを入れて「変更の適用」ボタンをクリックする。「BootUp-Manager」は、[システム]→[システム管理]→[BootUp-Manager]で起動させる。ちゃんと文字が表示されない箇所もあるが問題なく使える。(日本語の表示も中途半端で、文字化けもしてて変だが…)

起動したら、左下にある「適用」ボタンの横の「Advanced」にチェックを入れる。すると、「Services」と「Startup and shutdown scripts」のタブが追加される。「Services」のタブを開き、不要なサービスのチェックを全て外し、「適用」ボタンを押す。自分の場合は、とりあえず以下のサービスを不要と判断した。

 ・ hotkey-setup
 ・ pulseaudio
 ・ dns-clean
 ・ usplash
 ・ laptop-mode
 ・ acpi-support


ここまでの設定変更で再起動してみる。

あれぇ? Usplash が停止していないなぁ…。

「BootUp-Manager」を起動して設定をチェックしてみたが、Usplash は起動しないようになっている。どうも「BootUp-Manager」では、ちゃんと停止できないようなので、/boot/grub/menu.lst を管理者として開いて編集する。

常時起動させるタイトルを探して、その2行下にある「kernel」のカーネルオプションから「splash」を削除してファイルを保存する。

再起動させる。

■ 起動高速化・軽量化第三段階終了

 メモリー使用量使用済 239MB 空き領域 510MB


起動時間短縮と134MBのメモリー空き領域増加が達成された。仮想化して使用してるので、起動時間の短縮は Ubuntu の設定だけでは、これ以上どうにもならない気がする。メモリーの空き領域が増えた分、動作は快適になっている。しかし、サクサクの動作には程遠い。ゲストOSである Ubuntu に割り当てたメモリーの容量が多すぎたかもしれない。メモリーの割り当てを VMware Player が推奨する512MBへ変更して、仮想マシンをリセットする。起動してみると、遅くなっている。再度、メモリーの割り当てを変更する。今度は640MB(推奨メモリーと推奨最大メモリーのほぼ中間の容量)に変更してみる。VMware Player のメニューから、[VMware Player]→[トラブルシューティング]→[リセット]をクリックして再起動させる。Windows がバックグラウンドで何か動かしていたのかもしれないのだが、起動時間はさほど速くない。やはり、推奨最大メモリーの764MBに設定しておいたほうが良さそうだ。(最初に割り当てた768MBで、VMware Player の推奨最大メモリーよりも4MBほど多かった。)

■ 起動高速化・軽量化第四段階終了

 メモリー使用量使用済 245MB 空き領域 500MB


以上で高速起動化と軽量化の設定を終了する。
ディスクアクセスの制御やカーネルの最適化は止めておくことにした。

6.Bootchart を停止させる
Bootchart を停止させることで、最終的な起動高速化は終了。
/boot/grub/menu.lst を管理者として開いて編集する。常時起動させるタイトルを探して、その数行下にある「kernel」のカーネルオプションに「bootchart=disable」を追加すればよい。自分の場合は Bootchart を起動させたい時が時々あるので、Bootchart を起動する選択と起動しない選択を作っておく。


■ 起動高速化・軽量化後(Bootchart停止状態)

 起動時間Bootchart停止
 メモリー使用量使用済 209MB 空き領域 536MB


正直な話、軽快にサクサクと動作しているわけではない。この状態で様々なセキュリティ設定を行ったら、どうなるかが心配だ。間違いなく今以上に動作は重くなるだろう。これ以上快適に動作させるためには、ホストOSである Window の動作環境を改善させるしかない。残念だが、FMV L20C にインストールした仮想化 Ubuntu 9.04 は、様々なテストを行うための仮想マシンとしてしか使用できないと割り切るしかなさそうである。
今回はここまでの設定で終了とする。

この記事は、あくまでも酒泉童子個人の覚え書きなので、記事を鵜呑みにし無いで下さい。自分の場合は、こんな風に設定してみたと記録を書いただけです。使用しているパソコンによっては、とんでもない事になるかもしれません。危険です!
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テーマ : Linux
ジャンル : コンピュータ

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酒泉童子

Author:酒泉童子
 
現世利益の神仏から、商売繁盛のご利益を! 仕事の備忘録と日々の思いを書きなぐります。
パソコンの修理やLinuxに関する掲載記事の内容については、管理人は何ら責任を負えません。記事を参考にして修理や設定を行う方は自己責任で行ってください。

特にLinuxに関する記事は注意!
失敗から学べ!」を実践している記事内容になっています。ご注意下さい!



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